薩摩街道を歩いた際、色々とお世話になった薩摩街道保存会の丸目会長から「薩摩街道(出水筋)歩行マップ」を送っていただきました。
 今度、鹿児島県に協力をされてこのマップを作られたそうで、熊本県の袋駅~鹿児島県の木場茶屋までの間の詳細なマップになっています。よくできていて、このマップがあればとても歩きやすいと思います。
ネットで「薩摩街道(出水筋)歩行マップ」で検索すると見ることができますし、鹿児島県北薩地域振興局に問い合わせて入手もできるそうです。
薩摩街道を歩きたいと思っておられる方にとっては非常に参考になるマップだと思います。

 HPを開設して3年目の昨年8月12日に来訪者が10万人となり、ほぼ一年後の今日、20万人に到達しました。これほど数多くの方々においでいただいて、嬉しく思いますし、とても励みになります。ありがとうございます。
 現在は涼しくなって歩く街道の調査を行っています。
山陰道は兵庫県と京都府が残っていますが、京都府は「歴史の道調査報告書」がなく、調査自体が行われていないということで、情報の収集に時間がかかりましたが、山陰道に関してはなんとか歩くことが出来る目処がたちました。
 山陰道の次は熊野古道と伊勢街道を歩いて南紀を一周しようと思っています。
 熊野古道は世界遺産に登録されたこともあって、資料が揃っていて比較的歩きやすいのではないかと思っています。もっとも実際に歩いてみるとどうなるか?は疑問ですが。
 宮崎の口蹄疫もようやく沈静化してきたようです。高岡から都城までの山越えの道も残っていますので、ここも歩きたいと思っています。
 まだまだやりたいことが一杯です。
これからもがんばりますので宜しくお願い申し上げます。

天候不順が続いていましたが、そのことが逆に歩きやすい気温をもたらせてくれ、無事鳥取県を踏破することができました。

学生時代に山陰を旅行した時に見た、鳥取砂丘も久しぶりに見ることができて、当時を懐かしく思い出しました。

 島根県は距離が長いこともあって、情報収集に時間がかかり、更に天候不順が続いたこともあって、かなり時間がかかってしまいました。
 一方で地元の方に難所を一緒に歩いて道案内をしていただいたり、詳細な資料を送っていただくなどして、とてもお世話になりました。
 本当にありがとうございました。

これで予定していた山口県内の5街道を全て歩き終えました。次は島根県の山陰道を歩こうと思っています。

この道は情報が乏しく、道が全く失われている箇所もかなりあって、やむをえず国道、県道を歩く部分がかなりありました。そうした中、今回も地元の郷土史家の方にお世話になり、とても助かりました。

萩と赤間関(下関)を結ぶ三本の道のうち、最短距離の街道で、最もよく利用された道でした。
何ヶ所か荒れてはいるものの旧道が昔のままの姿で残っていて、歩いていてそれなり楽しい街道でした。

 3月10日の山口地方を襲った大雪で、まだ山の中の道端には少し雪が残っており、また倒木があったりしましたが、道はきれいに整備されており、標識も数多く立っていて、とても歩きやすい街道でした。
 もっともそれなのに道を間違ってしまいましたが。。。

 今年最初の街道です。情報の収集に時間がかかり、ようやくそろったと思ったら雨天続き。
 歩いてみると道が失われていたり、狩猟の現場に遭遇したりといったハプニングがありましたが、それでも無事歩き終えることができました。

 道が分かりやすくてアップダウンも少なく、歩きやすい道でした。
これで今年は一応歩き納めです。

 今年は九州内の街道を歩くということを目標にしてきましたが、一年間で12街道、1254.8kmを歩きました。
無事に一年を締めくくることができホッとしています。

スケジュール

旅記事