年貢の納めどき

10万円以下のシクロクロスを探して、再び調査を開始すると、
案外すぐに見つかりました。
Bianchi（ビアンキ）のLupo（ルポ）という車種。値段は96,600円。
これなら、価格条件も満たすし利用用途にも合いそう。
近くの自転車屋の電話番号をいくつか押さえていたので、
電話してみることにしました。

【1件目】
わん　「そちらに、ビアンキのルポって置いてますか？」
店員　「いや、うちには置いてないですね。」
わん　「そうなんですか…、分かりました。」

（まぁ、たまたま無いこともあるだろう…。）

【2件目】
わん　「そちらに、ビアンキの自転車ってありますか？」
店員　「いやぁ、うちはビアンキ扱ってないんですよね～。」
わん　「そうなんですね…、分かりました。」

（もしかして、あまり置いてない？）

【3件目】
わん　「そちらは、シクロクロスの取り扱いはありますか？」
店員　「シクロクロスは扱ってないんですよね～。」
わん　「そうですか…。」

（シクロクロス自体が少ないんじゃないか…？）

【4件目】
わん　「シクロクロス扱ってますか？」
店員　「はい。扱ってますよ。」
（おお！やっと見つかった。）
わん　「ビアンキのルポってありますか？」
店員　「ビアンキのプロントなら置いてますよ。」
（プロント？）
わん　「…ちなみにおいくらですか？」
店員　「定価では13万円です。多少のお値引きはできますが。。。」
わん　「…10万以下にはならないですかね？」
店員　「…それはちょっと。」
（やっぱりだめか。）
わん　「…では、ルポの取り寄せはできますか？」
店員　「ルポは在庫切れで次回入荷待ち状態です。次回入荷は…ちょっと調べてみます。」

…1分後…

店員　「えー、次回入荷は7月ですね。」
わん　「7月！？そうですか…では今回は結構です。。。」

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案外、一筋縄では行かないことを知った私は、『近くの自転車屋』という縛りを捨てて、電車圏内に幅を広げて調べました。そして、『シクロクロス』という縛りも捨てて、ある程度用途に合ったものであれば良しとする、という方針で行くことにしました。
その結果、電車で1時間半圏内で大きそうな店舗を4つ見つけたので、電話ではなく、直接行って話を聞いてみることにしました。