北海道を歩く

2006年09月17日(日) ~2006年10月16日(月)
総歩数:682610歩 総距離:477km

2006年10月14日(土)

森町菊水旅館~大沼公園民宿山一荘

                  歩数:31259歩 移動距離:21.9km
 今朝も冷え込む。テレビを見ていると最低気温がマイナスの地域がかなりあり、初氷の報告もなされていた。今日は距離が短いため、朝の冷え込みが少しでもおさまってから歩き始めようと思い、ゆっくりして7時50分に出発する。外に出ると冷気が身体を包む。旅館を出てすぐのところに森町役場があった。町の中心街なのだろうが閑散としている。国道5号線に合流する頃には人家もまばらになってくる。
 今日は終日左側に駒ケ岳、砂原岳を見て歩く。歩いていくにしたがって山の姿が刻々と変化していく。いくら見ても飽きない眺めだ。
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 駒ケ岳の登山口近くに集落がある。その入り口のところにきれいなバス停があったので中に入ってしばらく休む。
 バス停を出てすぐのところに駒ケ岳牛乳アイス工房という看板を出している店があった。牧場で朝取れたばかりの牛乳を使って、アイスクリームやプリン等を作って売っていると書かれている。おいしそうだったので中に入り、ホットミルクとプリンを注文する。店には若くてかわいい女の子がいて食べながらしばらく話をする。この二人も歩いていると言うと驚いていた。ここのプリンは東京で行われるナムコナンジャタウンのプリン博覧会で昨年は2位になり、今年は牧場大賞を受賞したとのこと。確かにプリンもミルクも新鮮でおいしかった。駒ケ岳の話になり、数年前に噴火をしたため、現在は登山中止になっていることを聞く。二人の写真を撮らせてもらうことにして、店の外に出てもらったが、プリンを持ってきますといって一旦店内に戻ってプリンを持って写ってくれた。
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 ここを出て100mも行かないうちに今度は食堂があったのでそこで昼食を食べる。結局一時間半以上をここで費やしたことになる。今日歩く距離が短いからこそできるのんびり。時にはいいものだ。
 やがて国道5号線から左へ分岐して大沼へ行く。大沼公園の近くに今日の宿があるからだ。
 大沼公園は大分前だが会社の旅行で来たことがある。大沼の水があまりきれいではなかったこと、沼から見る駒ケ岳がきれいだったことを思い出す。今日も公園の中を歩く。水は相変わらずあまりきれいではない。大沼は一周14kmもある大きな沼で今日も大勢の観光客がきていた。
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 ここでもしばらく時間をつぶして沼のすぐ近くにある民宿山一荘に14時30分到着する。
 今日の距離は21km。これくらいの距離だと随分楽である。明日は函館に入る。いよいよ最終の地だ。
 夜テレビを見ていると夫婦で旧街道を歩いているという番組があっていた。このような歩き方があるのかと初めて知ったし、なかなか面白そうだ。北海道は国道を歩いたのでなんとなく味気なさを感じていたこともあり、よし、来年からは旧街道を歩いて日本縦断をしよう、とりあえず来年は五街道踏破に挑戦だと思い立つ。明日で旅が終わるという日にこういう番組を見たということも一つの縁かもしれない。

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