2008年08月26日(火)
日本橋~川崎(東海道)を自転車で行く
午前 9:00、わんは、お江戸日本橋に来ていました。今回課せられたお題は、旧街道の中でも、最も知名度の高い(と思われる)『東海道』。
全長約500kmで、有名な五街道の中でも、中山道に次ぐ長さの街道です。向かう先は、京都三条大橋。1日や2日で行ける距離ではないため、2つだけ決めごとをして走り始めました。
1.行ける限り連続して行く
2.一旦戻る場合も、自転車は現地に置いて戻る
ちなみに、宿泊の予約は一切していません。
今日はまだそれほど遠くまで行かないため宿泊はせず、戻ることにしました。日本橋から、品川宿、川崎宿、神奈川宿のあたりまで行く予定です。まずは日本橋を出て最初の宿場、品川宿へと向かいます。
日本橋
日本橋のたもとに、里程標がありました。「ふむふむ、京都までの距離は・・・」
京都市 五〇三粁
粁??・・・なんて読むのか分かりませんでしたが、細かいことは気にせずにスタートすることにしました。(後で調べたところ、キロメートルでした。勉強になりました、はい。)
道は途中、銀座のど真ん中を突っ切ります。平日で雨だと言うのに人が多いこと。普段あまり縁の無い場所(泣)なのですが、旧街道が通っていると思うと、少しだけ愛着が湧きました・・・が、何も買わずに銀座を通過。
右手に見える大門をくぐって少し進むと、増上寺です。徳川将軍が6人も眠るすごいお寺ですが、バックに東京タワーを控えて、まさに新旧文化の融合!・・・のハズですが、増上寺の本堂は現在改装中で、融合具合は確認できず。。。残念!
品川宿
相変わらず小雨が降っていますが気にせず進みます。
東海道、第一番目の宿場は、品川宿です。品川宿の入り口には、小さな石柱が等間隔に建てられていました。石柱には、品川、川崎、神奈川・・・という様に、一つ一つに東海道の五十三次の宿場名が彫られていました。ひとつひとつ辿って見ていくと、自ずと、これから先の旅への気持ちも盛り上がります。
品川宿内の品川寺には、江戸の六地蔵の一つがあります。この地蔵は、思ったより大きく、迫力がありました。江戸六地蔵は、中山道の真性寺、日光(奥州)街道の東禅寺、甲州街道の太宗寺、水戸街道の霊巌寺、千葉街道の永代寺がそれに当たるようで、いずれも江戸の出口付近に当たるようです。
それぞれの街道を行く際には、是非立ち寄ってみたいです。
ちなみに品川寺は、「(×)しながわでら」ではなく、「(○)ほんせんじ」と読むそうです。
品川宿の出口に、通称涙橋と呼ばれる、浜川橋があります。当時この先には刑場があり、江戸から曳かれる罪人を密かに見送りに来た人が、涙を流してここで別れたことから、いつしかそう呼ばれるようになったとのこと。今は、小雨を避けようと足早に歩く人々や、車が行き交う生活道となっていました。
雨が徐々にひどくなる中、ようやく県境の六郷川にたどり着きました。六郷川というと、あまり馴染みが無いかもしれませんが、多摩川をこの辺りでは六郷川と呼ぶそうです。対岸は神奈川県です。
川崎宿
いよいよ雨で続行が難しくなりました。残念ながら今日はここまで、続きは次回に持越しです。自転車を川崎の有料駐輪場に預けて、帰路につきました。
≪今日の宿場≫
日本橋~品川宿~川崎宿
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