2008年10月14日(火)
旧東海道を自転車で走ってみて
今回の旅を通して感じたことを、独断と偏見でランキング形式で記載してみました。通行に苦労した場所として【難所編】、景色が良かったところを【景勝編】、見どころのあった場所を【名所編】、道に迷って大変だったところを【迷所編】でそれぞれ紹介し、最後に【調査結果】を記載します。まずは難所編から…。
【難所編】
1位:箱根峠
2位:鈴鹿峠
3位:小夜の中山峠
3位は、小夜の中山峠です。舗装されているため、自転車でも通過できますが、アップダウンが結構厳しいです。その前段で金谷~菊川の石畳を越えているから余計に…です。茶摘前の茶畑は見事ですがね。
2位は、三重と滋賀の県境にある鈴鹿峠。険しい区間はそれほど長くありませんが、市街地から離れた場所にあるので、注意が必要です。
1位は、箱根八里。難所とはいえ、越えて楽しい道のりでした。上り終えた先の、三島に向かう下りは、少しきついかもしれませんが。。。
【景勝編】
1位:薩た峠から見た富士
2位:鈴鹿峠から見た山々
3位:浜名湖に浮かぶ鳥居
3位には、沖合いにぽつんと浮かぶ鳥居と、それを取り囲む大きな浜名湖を選びました。おそらく高速道路と思われる道がはるかにかすんでいく姿もあいまって、他には無い景観を生み出しています。
2位は、難所編にも出てきた鈴鹿峠。基本的に木々がうっそうと茂っているのですが、一部その切れ間から見える景色は壮観です。まるで、ジャングルの中に取り残されたような気分を味わうことができます。
そして1位は、薩た峠から振り返って見た富士山です。広重も浮世絵に描いたという富士は、心を捉えて放しません。
【名所編】
1位:関宿の町並み
2位:川崎大師
3位:小田原城
3位は、小田原城。再建された天守と、振り返ったところに居る象の対比が何とも言えず不思議。隣接する二宮神社も雰囲気があり、城址公園内を巡ろうとするとかなりの時間がかかるでしょう。
2位は、川崎大師。正月には関東一円からかなりの人出で賑わうこの寺も、時期を外せばゆっくりと楽しめます。仲見世で買い物を楽しむのもまた吉。
1位に選んだのは、関宿の町並み。町並みについては、他にも良い宿場はあったのですが、関宿が最も気持ち良かったです。ゆっくりと散策するのにも向いているのではないでしょうか。
【迷所編】
1位:岡崎城二十七曲
2位:宇津ノ谷峠
3位:鳴海宿~宮宿
迷った場所は数知れず…なのですが、中でもこれは迷った…
そんなランキングです。
3位は、鳴海宿~宮宿の道のりです。まあこれは、注意深く見ていれば看板が立っていたのですが…。雨が降っていたこともあって看板を見落としてしまい、ぐるぐる回ってしまいました…。
2位は、宇津ノ谷峠。こちらは、江戸の道(旧街道)、明治の道、現代の道と、道が分岐しており、峠への入口を間違いやすいです。間違えたら間違えたで、明治のトンネルなどを楽しむことはできますが。集落を抜けたところの入口さえ間違わなければあとは1本道なので迷うことはありません。
そして1位は、岡崎城二十七曲です。最初の数回はかなり親切な案内標識があるのですが、徐々に曖昧になっていき、最後は「本当にここでいいのか?」というような雰囲気に。最もぐるぐる回った場所と言えます。
======================
【調査結果】
距離:約492km
実走距離:約550km
通過宿場数:53
撮影写真枚数:10,186枚
都道府県:6
雨:3日
迷走数:数知れず
踏破日数:16日(足かけ1ヶ月半)
======================
いかがだったでしょうか?
街道を行くと、実に様々な場所を通ります。これは、観光地ばかりでない等身大の江戸時代を垣間見せてくれると同時に、出会いも演出してくれます。これを読んで下さった皆さんが、少しでも街道旅への興味を持っていただけたら嬉しいです。
わん

1位:箱根峠
2位:鈴鹿峠
3位:小夜の中山峠
3位は、小夜の中山峠です。舗装されているため、自転車でも通過できますが、アップダウンが結構厳しいです。その前段で金谷~菊川の石畳を越えているから余計に…です。茶摘前の茶畑は見事ですがね。
2位は、三重と滋賀の県境にある鈴鹿峠。険しい区間はそれほど長くありませんが、市街地から離れた場所にあるので、注意が必要です。
1位は、箱根八里。難所とはいえ、越えて楽しい道のりでした。上り終えた先の、三島に向かう下りは、少しきついかもしれませんが。。。

1位:薩た峠から見た富士
2位:鈴鹿峠から見た山々
3位:浜名湖に浮かぶ鳥居
3位には、沖合いにぽつんと浮かぶ鳥居と、それを取り囲む大きな浜名湖を選びました。おそらく高速道路と思われる道がはるかにかすんでいく姿もあいまって、他には無い景観を生み出しています。
2位は、難所編にも出てきた鈴鹿峠。基本的に木々がうっそうと茂っているのですが、一部その切れ間から見える景色は壮観です。まるで、ジャングルの中に取り残されたような気分を味わうことができます。
そして1位は、薩た峠から振り返って見た富士山です。広重も浮世絵に描いたという富士は、心を捉えて放しません。

1位:関宿の町並み
2位:川崎大師
3位:小田原城
3位は、小田原城。再建された天守と、振り返ったところに居る象の対比が何とも言えず不思議。隣接する二宮神社も雰囲気があり、城址公園内を巡ろうとするとかなりの時間がかかるでしょう。
2位は、川崎大師。正月には関東一円からかなりの人出で賑わうこの寺も、時期を外せばゆっくりと楽しめます。仲見世で買い物を楽しむのもまた吉。
1位に選んだのは、関宿の町並み。町並みについては、他にも良い宿場はあったのですが、関宿が最も気持ち良かったです。ゆっくりと散策するのにも向いているのではないでしょうか。

1位:岡崎城二十七曲
2位:宇津ノ谷峠
3位:鳴海宿~宮宿
迷った場所は数知れず…なのですが、中でもこれは迷った…
そんなランキングです。
3位は、鳴海宿~宮宿の道のりです。まあこれは、注意深く見ていれば看板が立っていたのですが…。雨が降っていたこともあって看板を見落としてしまい、ぐるぐる回ってしまいました…。
2位は、宇津ノ谷峠。こちらは、江戸の道(旧街道)、明治の道、現代の道と、道が分岐しており、峠への入口を間違いやすいです。間違えたら間違えたで、明治のトンネルなどを楽しむことはできますが。集落を抜けたところの入口さえ間違わなければあとは1本道なので迷うことはありません。
そして1位は、岡崎城二十七曲です。最初の数回はかなり親切な案内標識があるのですが、徐々に曖昧になっていき、最後は「本当にここでいいのか?」というような雰囲気に。最もぐるぐる回った場所と言えます。
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【調査結果】
距離:約492km
実走距離:約550km
通過宿場数:53
撮影写真枚数:10,186枚
都道府県:6
雨:3日
迷走数:数知れず
踏破日数:16日(足かけ1ヶ月半)
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いかがだったでしょうか?
街道を行くと、実に様々な場所を通ります。これは、観光地ばかりでない等身大の江戸時代を垣間見せてくれると同時に、出会いも演出してくれます。これを読んで下さった皆さんが、少しでも街道旅への興味を持っていただけたら嬉しいです。
わん
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