2008年09月27日(土)
新居~赤坂(東海道)を自転車で行く
前回から2週間近く空いてしまいました。もう9月の終わりということもあって、
風も、前回の時に比べて幾分涼しくなっています。
今回は、4日間かけて、三重県にある桑名宿まで行く予定です。
新居宿を出て、白須賀宿へ。紅葉寺跡や火鎮神社などを横目に、のどかな景色が続きます。
白須賀宿
白須賀宿は、元は潮見坂の坂下に位置していたそうなのですが、江戸の中期に地震と津波のために大半の家が流されてしまったため、坂上に移動したとのこと。
潮見坂の名の由来は、その名のとおり海が見えること。ある程度上ったところで振り返ると、木々の間から、きれいな水平線が見えます。車の通りもほとんど無かったので、風を感じながらしばし休憩。坂を上りきると、白須賀宿の町並みです。
白須賀宿を出て二川宿へ向かう途中、境川橋という小さな橋で愛知県に入ります。丸6日間走り続けた静岡県とは、ここでお別れです。
愛知県に入ってからは、視界が開けている道をひたすら進みます。今日は風が強い!
…と思っていたら、風力発電の文字が。常に風が強いんですね。
二川宿
愛知県内に入って気づいたことがあります。青い道路標識の『東海道』が、旧東海道を示しているのです。
県が設置したのでしょうか。ありがたいことです。
二川宿には、本陣が資料館として残されている上、その他にも風情のある建物が残っています。吉田宿
吉田宿は、城下町として栄えたため、例によって道が入り組んでいます。青い看板が助けになるのですが、少し分かりにくい…。
今日は吉田宿で昼食。200年の歴史を持つきく宗で、味噌田楽をいただきました。濃厚な味噌の味が、疲れた体に再び活力を与えてくれました。
吉田城のあった場所は、現在は公園になっています。敷地も広く、土曜日ということもあって、家族連れも多く居ました。
吉田宿から御油宿に向かう途中に、瓜郷遺跡があります。弥生時代モノは東海道で初めてです。竪穴住居の復元がぽつんと一つあるだけで、他に見ている人も居ませんでしたが、何となく穏やかな気持ちになれました。御油宿
御油宿に対しての私の印象は「こじんまりとしている」でした。どことなく温かみと風情を残しているのは、道が狭く、曲がりくねっているからかもしれません。
御油宿の出口からは、御油の松並木が始まります。舞坂の時に比べて、道幅が狭い分、迫ってくるような印象があります。車の通りはそれほど多くはありませんが、歩道がありませんので少し注意が必要です。赤坂宿
赤坂宿に入りました。
…が、ここで太陽が沈んでしまいました。また明日、赤坂から再開だなぁ。
~番外~
今日は吉田まで行ければ良いと思っていたので、進みとしては悪くありません。しかし、付近に宿泊施設の気配はありません。東岡崎で泊まることにしました。
今日泊まったところには、ホテル内にコインランドリーがありました。洗濯のために外に出なくて良いので、とても楽でした。
これからはコインランドリーが入っているホテルにしよう…。
≪今日の宿場≫
新居宿~白須賀宿~二川宿~吉田宿~御油宿~赤坂宿
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