2008年09月29日(月)
池鯉鮒~宮(東海道)を自転車で行く
昨日の雨はやむことは無く、今日もしとしと降っています。知立から次の鳴海までは、国道沿いを行く区間が長いです。
途中、背の低い歩道橋がありました。迂回も面倒なので、担いで上りました。しかし、こんなに低い歩道橋で、トラックなんかは通れないんじゃないかな…。と思ったら、道路は一段低くなっていました。なるほど。
久しぶりに立派な一里塚があります。阿野一里塚です。両塚が残っており、国指定の史跡になっています。他と比べて明らかにコンモリしているというわけではありませんが、それがまた風雪に耐えてきた様を物語っている気がしました。
桶狭間の古戦場です。織田信長の名を世に知らしめたこの地は、今は整地された公園になっていました。
間の宿として栄えたという有松は、旧家や白壁の倉など、風情のある町並みを残しています。有松絞り(絞り染めという染め技法をつかった工芸のひとつ)が有名だそうで、あちらこちらに、のぼりや看板が立っていました。鳴海宿
鳴海宿に着きました。どことなく雰囲気があるのですが、大きな名所があるというわけではありません。途中、大きく右に折れる道のつくりは、昔鳴海城があったからでしょうか。その城跡は、現在ではちょっとした高台になっているものの、敷地は小さくこじんまりとしていました。
鳴海宿を出ると、千鳥塚という名所がありました。細い道を上っていくと、そこには公園があり、足下の町並みを眺める事ができました。中々良い眺めです。
彼岸花が塚を取り囲んだ一里塚がありました。片側を残す笠寺一里塚です。これはこれでなかなか…。
その先、道が分かりにくくなっていることもあって、案内用の石柱が立っています。注意深く見ていれば見つける事ができますが、雨のせいで視界が悪いこともあり、何度も迷ってしまいました…。
宮宿に入る直前、お茶屋さんがあったので、道を確認しました。東京から自転車で来たことを告げると、驚いた様子で励ましの言葉をいただきました。ありがたいことです。宮宿
宮宿の見どころは何といっても熱田神宮。三種の神器の一つ草薙剣をご神体としている歴史ある神社です。…残念ながら雨がひどくて写真が曇ってしまいました。写真は参道です。
そして、七里の渡しに到着しました。当時は、ここから舟に乗って7里、桑名宿へ向かったといいます。私はここからぐるっと迂回して桑名宿へ向かう…には少し時間が足りないため、今日は宮宿で宿を取ることにしました。
≪今日の宿場≫
池鯉鮒宿~鳴海宿~宮宿
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