2008年09月05日(金)
三島~蒲原(東海道)を自転車で行く
三島宿
昨日、三島宿に着いた時には既にあたりは暗く、
三島は回れませんでしたので、改めて見ることに。

朝から境内を掃いている神職の方が居ました。
気持ちがいいですね、いやはや。


…何の変哲も無い石で、手に触れられる場所にあるため、何も言われなかったら分からないでしょうね。
沼津宿

道の方はと言うと、旧東海道川廓(かわぐるわ)通りとして、一部歩行者用に整地されています。ただし、整地されている先は城下町特有の角の多い作りになっていたようで、辿るのがひと苦労です。まっすぐ行ってしまえば最短なんですが、そこはほら、ちゃんと辿りたいじゃないですか。

←千本街道 旧東海道→
海岸線沿いに見事な松原、通称:千本松原が続いているというので、少し寄り道していくことにしました。それにしても、ぱっと見ただけでは、矢印がどっちを向いているか分かりにくかった(汗)

原宿

宿場らしさはすっかり失われていますが、500年に1人の名僧とも言われた白隠禅師の墓がある松蔭寺には、足を運ぶべきでしょう。

道を辿っていくと、途中交通量が多い場所なども通りつつ、進んでいきます。左富士神社は、江戸側から東海道を行った場合に、左側に富士が見える2箇所のうちの1箇所です。
1箇所目は、2日前に通った戸塚のあの場所です。あの時は見えませんでしたから、今日こそは!

うーむ、富士山に嫌われてるのかなぁ。
ぐるっと見回しましたが、やはり見当たらず。
吉原宿
遊郭があった江戸の歓楽街…とは違い、静岡にある吉原です。宿場の面影は、残念ながらほとんど残っていません。
しかし、当時の中心地が商店街になっているため、宿場祭りを開催したり、ホームページで盛り上げたりと言ったことでがんばっているようです。
吉原宿内をはじめ、富士市には旧街道を辿るための看板が随所にあるため、辿り間違いをしにくいという意味では安心して進めるとは思います。

夏の富士は見えづらいですね(汗)
どうりでこれまでも富士山を見つけられなかったわけだ、と妙に感心してしまいました。
しかし、富士川も大きな川です。
(新幹線からも良く見えるため、その後通るたびに思い出して感慨にふけっています。)

右の写真の道を上がっていくのが正解です。
坂を上り終えるとすぐに、下りに入ります。そのくだりの途中に岩淵一里塚があります。県の史跡にもなっている立派な一里塚です。
蒲原宿


案内板や説明板が充実しているのはもちろんのこと、旧跡がしっかりと保存されています。じっくり見ることをオススメします。
~番外~
さて、今日で、連続4日目。自転車を置いて、一度戻ることにしました。初日に川崎を出てから、14の宿場を見てきましたが、最後の蒲原宿に来て、ようやく宿場らしい面影を感じるようになりました。これからが楽しみです。
蒲原駅の隣には幸い、屋根つきの無料駐輪場がありました。次回まで、それほど間を空けるつもりは無いので、ここに停めさせてもらいます。
今回の旅で驚いたのは、ホテルの人は必ずコインランドリーの場所を知っているということ。業務でも使うんでしょうね、きっと。
ともあれ、今回はここで終了。
≪今日の宿場≫
三島宿~沼津宿~原宿~吉原宿~蒲原宿
15/53次
旅の地図
記録
-
2008年08月26日(火)
-
2008年09月02日(火)
-
2008年09月03日(水)
-
2008年09月04日(木)
-
2008年09月05日(金)
-
2008年09月09日(火)
-
2008年09月10日(水)
-
2008年09月11日(木)
-
2008年09月12日(金)
-
2008年09月27日(土)
-
2008年09月28日(日)
-
2008年09月29日(月)
-
2008年09月30日(火)
-
2008年10月08日(水)
-
2008年10月09日(木)
-
2008年10月10日(金)
-
2008年10月14日(火)
プロフィール

輪人
わん