2008年09月02日(火)
川崎~保土ヶ谷(東海道)を自転車で行く
再び戻ってきました。天気は晴れ!
前回は雨のせいもあって日帰りとなってしまいましたが、今回は4日間連続で行く予定にしています。
少し間が空いてしまったため、自転車の預け賃に700円かかってしまったこと以外には、コンディションは最高です。
川崎といえば、川崎大師
ということで、寄り道にはなりますが、川崎大師にお参りに行くことに。
前回とはうって変わって空は青空!気持ちよく走れます。
川崎大師駅前の厄除門をくぐると、やがて仲見世通りの賑わいが…
と思ったのですが、平日の朝の時間帯のためか、人もまばらで、まだ開店していないお店も目立ちます。開いているお店の中では
だるまやせんべいを売る店が印象的でした。
川崎大師は、正式には平間寺といい、正月の参拝客の数では、全国でもベスト3の常連。とはいえ、今は夏の平日。仲見世通り同様に、人影もまばらだったため、今のうちに…と思ってしっかりお参りしておきました。
川崎宿
川崎宿に戻ってきました。川崎宿の町並みは、昔を残すものは少ないですが、寺や資料館への案内看板の川崎宿観光ガイドがしっかり設置してあり、名所巡りはしやすいようになっています。
…あまりゆっくりしすぎると進まなくなってしまうので、名所めぐりもそこそこに川崎宿を出立。次の神奈川宿へむかいます。
川崎宿を出て、八丁畷の駅の脇に、慰霊塔がありました。説明板によると、この付近では多くの人骨が発見されたらしく、「震災や疫病などで命を落とした人々が、川崎宿のはずれのこの付近に埋葬されたのではないか?」とありました。
夜中に見るとブルっとくるでしょうね…。
さて、ここに来て初めてきちんとした一里塚の文字を見ました。
市場の一里塚です!これは、日本橋から5里目(約20km)に当たります。まだまだ先は長い、いやはや。

鶴見川を渡って、京急鶴見駅を越えると総持寺があります。曹洞宗の大本山で、敷地も非常に広いです。ここに行くためには、線路を渡らなければいけないんですが、
これがなかなか開かない(汗)。
脇に歩道橋があるので、遮断機が下りていたらそちらを選択した方が無難だと思います。
生麦事件。幕末の薩英戦争のきっかけを作ったこの事件の舞台が、この付近だったようです。今でも生麦の地名が残っていますね。
国道の脇に佇んでいたため、見逃しそうになりました。
神奈川宿

神奈川宿に入りました。本道は、国道15号線に埋もれて何も残っていないのですが、一本裏に入ると金蔵院や成仏寺、また、浦島伝説の残る慶運寺など、寺社がたくさんあります。中には、外国の領事館になっていた建物も多いようです。
神奈川駅の先にある本覚寺の階段を上って振り返ると、付近の町並みが見渡せます。(神奈川駅って駅舎が宙に浮いてる!?)
神奈川駅の先、ちょっと分かりにくい道を入っていくと、初めての長い上り坂。江戸時代後期創業の料亭があります。
格式を感じるお店は、お昼ということでまだ開いていませんでした。(開いていても気軽に入れるかどうかは…うーんどうだろう。)
保土ヶ谷宿
保土ヶ谷宿の手前、歩行者天国になっている松原商店街です。夕方の買い物の時間帯ということもあって、かなりの人手でした。
宿場に入ると、案内看板が随所に立っていました。旧街道タドリストとしては嬉しい限りです。
道路に突き当たるようにして本陣跡があります。跡というのは正しくありませんね。現在も在住しておられます。
残念ながら、それ以外の街道施設は、既に標柱だけになっています。
その後一度大きく道を間違えつつ、権太坂へ。権太坂は、箱根駅伝などで聞いた事がある方も多いかと思いますが、旧街道の権太坂(つまり本来の権太坂)は、一本裏の細道にあります。
きついのは最初だけで、徐々に緩やかな上りへと変化していきます。
坂の頂上付近に、境木地蔵があります。
ここで道は武蔵国から離れ、相模国へと入っていきます。
昔で言うと、いよいよ旅の始まり!
という感じだったのでしょうか。現在は、どちらも神奈川県、それも横浜市の中にあるため、あまりピンときませんが、ともあれ、ひと区切り。
徐々に日が暮れてきました。そろそろ宿を探さないと…。
焼餅坂という名のおいしそうな坂を下っていくと、塚が現存している一里塚に、初めてお目にかかります。品濃の一里塚です!塚木がしっかりと根を張っている様子が、歴史を感じさせます。しばし江戸時代に思いを馳せました。
いよいよ夕闇が深まってきましたが、付近に宿はありません。
一旦調査を終了して、戸塚まで出て宿を探すことに。
無事に宿を見つけましたが、3キロほど未調査で来たため、明日は一度戻ってから調査を再開しないといけません。
明日からはこのあたりのペースも考えて進めなければ…。
~番外~
初の宿泊になりました。まずやらなければならないことは…、そう、洗濯です。早々にシャワーを浴びて着替えた私は、汗まみれになった調査着を洗うべく考えました。
うーむ、撥水性の高い服だし、手洗いで何とかなるかな?
…ということで、
洗面所でゴシゴシ…
水を絞ってギュー…
室内に干しました。明日の朝には乾いているかな?
≪今日の宿場≫
川崎宿~神奈川宿~保土ヶ谷宿~戸塚宿
5/53次
前回は雨のせいもあって日帰りとなってしまいましたが、今回は4日間連続で行く予定にしています。

川崎といえば、川崎大師
ということで、寄り道にはなりますが、川崎大師にお参りに行くことに。
前回とはうって変わって空は青空!気持ちよく走れます。

と思ったのですが、平日の朝の時間帯のためか、人もまばらで、まだ開店していないお店も目立ちます。開いているお店の中では


川崎宿

…あまりゆっくりしすぎると進まなくなってしまうので、名所めぐりもそこそこに川崎宿を出立。次の神奈川宿へむかいます。

夜中に見るとブルっとくるでしょうね…。

市場の一里塚です!これは、日本橋から5里目(約20km)に当たります。まだまだ先は長い、いやはや。


これがなかなか開かない(汗)。
脇に歩道橋があるので、遮断機が下りていたらそちらを選択した方が無難だと思います。

国道の脇に佇んでいたため、見逃しそうになりました。
神奈川宿




格式を感じるお店は、お昼ということでまだ開いていませんでした。(開いていても気軽に入れるかどうかは…うーんどうだろう。)
保土ヶ谷宿



残念ながら、それ以外の街道施設は、既に標柱だけになっています。

きついのは最初だけで、徐々に緩やかな上りへと変化していきます。

ここで道は武蔵国から離れ、相模国へと入っていきます。
昔で言うと、いよいよ旅の始まり!
という感じだったのでしょうか。現在は、どちらも神奈川県、それも横浜市の中にあるため、あまりピンときませんが、ともあれ、ひと区切り。
徐々に日が暮れてきました。そろそろ宿を探さないと…。


一旦調査を終了して、戸塚まで出て宿を探すことに。
無事に宿を見つけましたが、3キロほど未調査で来たため、明日は一度戻ってから調査を再開しないといけません。
明日からはこのあたりのペースも考えて進めなければ…。
~番外~
初の宿泊になりました。まずやらなければならないことは…、そう、洗濯です。早々にシャワーを浴びて着替えた私は、汗まみれになった調査着を洗うべく考えました。
うーむ、撥水性の高い服だし、手洗いで何とかなるかな?
…ということで、
洗面所でゴシゴシ…
水を絞ってギュー…
室内に干しました。明日の朝には乾いているかな?
≪今日の宿場≫
川崎宿~神奈川宿~保土ヶ谷宿~戸塚宿
5/53次
旅の地図
記録
-
2008年08月26日(火)
-
2008年09月02日(火)
-
2008年09月03日(水)
-
2008年09月04日(木)
-
2008年09月05日(金)
-
2008年09月09日(火)
-
2008年09月10日(水)
-
2008年09月11日(木)
-
2008年09月12日(金)
-
2008年09月27日(土)
-
2008年09月28日(日)
-
2008年09月29日(月)
-
2008年09月30日(火)
-
2008年10月08日(水)
-
2008年10月09日(木)
-
2008年10月10日(金)
-
2008年10月14日(火)
プロフィール

輪人
わん