四国遍路・同行三人を歩く 

2006年06月04日(日) ~2006年07月18日(火)
総歩数:1568725歩 総距離:1020km

2006年06月30日(金)

とうべや~43番明石寺~JR伊予大洲駅~JR小倉駅

                  歩数:46947歩 移動距離:30.5km

 朝は三人それぞれに出発する。私は一番最後に6時40分出発。
 おやじさんが玄関まででて遍路道の行き方を教えてくれたのでその道を行く。遍路道に入ってすぐに上り坂に差し掛かる。25分間一気に登ったところで県道に出る。しばらく県道を登っていく。歯長峠だ。この上に送迎庵、見送り大師があるのだが、行かずに歩く。しばらく行くと再び遍路道に入る。ここからは下り坂だ。雨の影響で下がぬかるんでいてすべる。気をつけて歩いていたのだが、見事にスッテンコロリンとやってしまった。危ない、危ない。こんな人があまり通らないところで怪我をして動けなくなったら大変だ。気をつけなければ。遍路道から県道に出たところにベンチがあり、出発から丁度一時間経っていたので休憩する。5分ほど休んで出発。しばらく行くと又休憩所があり最初に宿を出た京都の方が休んでいた。県道を通ったとのこと。やはり遍路道のほうがかなり近道になるようだ。すべって転んだことを話すと、それがイヤなので県道を歩いたと言っていた。宮崎の方はまだそこまできていないようだったので、あの方も県道を歩かれたのだろう。私はちょっと前に休憩をとったばかりだったので先に出発する。この二人とはこれが最後となる。

 9時20分 43番明石寺に到着。とうべやから2時間40分、15657歩。

 9時50分 参拝を済ませて出発。昨夜宿のおやじさんと話しをして大洲駅まで行って、それから北九州まで帰るのはちょっときついだろうということで、43番を終わって卯之町駅へ行き、そこから北九州へ帰るつもりにしていたのだが、実際に着いてみるとまだ午前10時過ぎ。このまま帰るのはもったいないという思いがムクムクと頭をもたげてくる。どうしようか一瞬迷ったが、今日中に家に帰り着けばいいことなので、大洲駅まで歩こうとあっさり方向転換し雨の中を歩く。

 15時05分 伊予大洲駅着。明石寺から5時間45分、31290歩。.
 濡れたシャツを駅のトイレで着替え、15時37分発のJRに乗り、小倉には20時35分に到着する。
 今回の帰郷は前回のときのアクシデントと違い、当初からの予定通り。毎月3日が妻の月命日なので、この日だけは家にいてお寺さんをお迎えしようと思っている。これは今後の旅でも同じようにしようと思っていることなので、前回足の内出血で帰ることを余儀なくされた無念さはない。
30日に帰るようにしたのは2日が日曜日で近所の花屋さんがお休みのため、1日中にはどうしても帰り着いておかなくてはいけないことから決めたのだ。
今回の旅で二回目の帰郷。もう途中で帰ることのないようにしなければ。

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